RYUKYU Villa アーティスト・イン・レジデンス
滞在制作期間 2025年12月1日(月)ー12月27日(土)

当アーティスト・イン・レジデンス プログラムに参加した画家、インスタレーション作家の渋田薫さんの成果発表会&トークショーを、奄美大島・名瀬の商店街にある複合施設「UNION」で開催しました。

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アーティスト:渋田薫 KAORU SHIBUTA

音楽を視覚表現する画家・インスタレーション作家。
今回の奄美滞在では、奄美の島唄を歌う唄者・楠田莉子さんとコラボレーションした作品を制作しました。
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 // 制作風景(場所:琉球ヴィラ) // 


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 // 完成作品 // 

グルグル&モワモワ(英: gulu-gulu & mowa-mowa)
2025 アクリル、キャンバス|キャンバスサイズ 180×750cm (木枠サイズ 172×742cm)

奄美大島の唄者、楠田莉子さんの演奏をベースに、波のリズムで往復を繰り返しながら描写しています。ガジュマルの気根や突風のエネルギーを「グルグル」、奄美独特の柔らかく清らかな空気を「モワモワ」と名付け、琉球ヴィラ滞在生活の全てを絵画に詰め込みました。(アーティスト本人より)

 

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モワモワのキョラ(英: mowa-mowa no kyora)

奄美に降り立って感じたモワモワとした空気、清らかな風「きょら

作品「モワモワのキョラ」は奄美独特のモワモワとして清らかな空気を、パイプオルガンの音型をモチーフにして表現し、琉球ヴィラの気の流れに寄り添う。
琉球ヴィラの天井に配置する事で、景色、自然音、BGM、所蔵作品と新たな交感が生じる環境を生み出す事が出来るかもしれない。

渋田薫は絵画作家だが音に関心を抱き、音が色や形となって現れる様子を元に即興的に描いている。五感などの感覚、情報量は多大とされる視覚のように「視えている」他に、音のように「聴こえている」ものなど、それらによる情報が私たちの中で統合され認識される時、別の感覚でフィードバックが還ってくることがあり、各感覚はそれだけで閉ざされているわけではない。そうした共感覚的な状態で渋田は「色」と「形」を感じている。日々、自身を取り巻く環境(外界・他者)から受ける影響を、五感、知覚を通して受容し、把握している中に無意識に入り込んだ、手に取ることも出来ない、形を持たぬまま消え入りそうになる何か、はっきりと感じ取ったもの、残ったものだけが存在していると言えるわけでもない。
手がかりとなる始めの鍵は異なるが、「モワモワのキョラ」を空間に配置、循環させる事で、新たな交感が生じる環境を生み出す事が出来るかもしれない。

色調:グラデーション
マリンブルー 〜 薄青 〜 白緑 〜 薄泥 〜 車輪梅泥
黒糖、島料理、激しく移り変わる天候

 

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 // 成果発表会&トークショー // 
2025年12月27日(土)18:00-21:00

 // スピーカー
渋田薫(アーティスト・香川県在住)
楠田莉子(島唄・奄美在住)
染川琴音(フォトグラファー・奄美在住)

 // モデレーター
高田博之(琉球ヴィラ)

会場:UNION
住所:鹿児島県奄美市名瀬末広町10-1-1F

主催:~泊まれるアートミュージアム~: 琉球ヴィラ
鹿児島県大島郡龍郷町芦徳1647-5